生理的に無理と思う女性は結構多い。

最近、女性会員さんから相談をくける事が、『生理的に受け付けない・・・。』『言葉ではうまく言えませんが、なんが受付ない・・・。』

という女性が増えています。

『カエル化現象』という言葉が世間で流行りましたね。

『恋愛感情が一瞬で冷める心』・・・。

わからなくはないですが、そこに焦点を当てすぎて過敏になりすぎてる印象があります。

『生理的に無理』という難題に打ち勝つために、脳科学的なものも含め色々調べてみました。

そこで、今回は『生理的に無理』という感覚を脳科学に捉え、婚活でどう乗り越えるかを考えてみましょう。

専門家によると、『生理的に無理』という感覚は、脳の防衛システムが作動しているサインだそうです。

脳の防衛システムが作動していると言う事は、まだ相手の事を『警戒してる・知れていない・理解していない』状態だと言えます。

女性会員さんの活動をみていて、納得できました。

なぜならば、『生理的に無理』という女性の婚活の活動を見てみると、お見合いはスムーズに決まりプレ交際に移行しますが、その後、1回目のデートまでがお見合いから2週間以上経過してる事が多く、その後も、2回目3回目のデートもほとんど、3週間に1回お会いする形での交際でした。

お見合いから、お会いするまでに3週間近く期間が空いてしまうと、お見合いの時にお相手の雰囲気だったり、感覚的なものが薄れてしまいますよね。

lineんでやり取りしていたとしても、実際に会って五感を働かせることにより相手との関係を深く育んでいきます。

期間が空きすぎてるため、なかなか距離が縮まらない＝振出しに戻る。という結果になり交際相手が変っても同じことを繰り返してしまう結果になっていました。

プレ交際中に、見極められなくても真剣交際中に見極めればいいのです。

結婚相談所で活動されている方で、『真剣交際のハードル』を高く見積もりすぎてる方がいます。

『真剣交際』＝成婚ではないのです。

真剣交際中は、生理的な部分やお互いの今後のすり合わせをする時間なので、＝成婚と受け止めすぎる必要はありません。

実際のところ、『真剣交際』はいいこと尽くしです。

まず、お相手に交際してる相手がいないと言う状況で真剣にお付き合いができる環境です。

不安が一気になくなります。

真剣交際はあくまでも、お互いの考え方や軽いスキンシップを確認しお互いの考えが一致する様だったら、成婚に向けて行動を起こしていく。

まれに、考え方の不一致や生理的に受け付けないとのことで真剣交際が終了したとしてもおかしい事ではないと理解してくださいね。

先日、IBJの石坂社長のお話しに強く共感しました。

『行動が先。感情があと。』という言葉を聞いて、一気に腑に落ちました。

結婚相談所では、恋愛結婚と違いお見合いでいきなり一目ぼれをすることって本当に少ないと思います。

男性は、考え方がシンプルなので雰囲気・外見で自分に合うか合わないかを瞬時に判断しやすい傾向があります。

女性は、警戒心が先に働いてしまうので、お見合いで楽しく会話をしてる様に見えますが、心の中ではまだバリアがを張っているんですよね。

なので、何となくという気持ちでプレ交際に進んだ際でも、期間を空けずにお相手に会うと言う事が大事になってきます。

『行動が先。感情があと』でいいのです。

行動して、相手に会う回数が増えていくと、相手の事も深く理解できるようになり回数を重ねるうちに、感情がついてくるものです。

だからこそ、警戒心が強い女性＆生理的に無理と言ってる方に、生理的な相性を見極める方法を理解し実践していきましょう。

・『生理的に無理』は脳の防衛反応であり、相手をまだ理解できてないサイン。

・行動を先にして、会う回数を増やすことで、感情は後からついてくる

・五感を通じて相性を確認することが、長続きする関係の一歩。

生理的な部分の相性は、匂い・清潔感・声・スキンシップ・生活習慣といった五感で自然に判断できます。『一緒にいて心地よいか』『違和感がないか』を確認することが、長続きする関係の第一歩です。

2時間や3時間、2～3回のデートでは生理的に無理かどうかは見極められません。

実際に一緒に過ごす時間が長くなればなるほど、相手の事が少しずつ理解できるものです。

交際相手が顔がタイプじゃないと言う方と交際になり、これまでの活動より合う頻度を重ねお互いを理解するうちに、実践したことにより、『生理的に無理と思わなくなった』という言葉が出るようになりました。

今まで、交際に進んでもスキンシップもできてない状況で、交際終了のパターンが多かったのですが、会う頻度を期間を空けずに、行動したことによりお相手への警戒心も薄れ、手つなぎデートした際に違和感なくすんなり受け入れる事ができ交際は順調に向かいました。

私は、結婚して23年を巣がしましたが今でも新しい発見は続いています。

忙しくてお互いの時間が取れない時には、夫婦の関係がギスギスしたり、衝突することもあります。

けれど、その都度二人の時間を持ち、お互いが歩み寄ることで気持ちのすれ違いや考えを共有することで、考え方が違ったとしても、共有することで消えかけていたお互いに対する思いやりが再度芽生えてくるものです。

人間は、忘れやすい生き物ですが、年を重ねるほどに『思いやりを取り戻す力』も育っていくのだと思います。

このブログを書きながら、改めて感じるのは、23年間の間に衝突・仲直り・思いやりの積み重ねが『支え合い。必要としあう存在』へと育ててくれたという事です。

まだまだ、人生半ばですが一人でも多くの方の力になりたいと日々思っています。